2013 01/03 看護師の転職とは見本

わたしは看護師の転職とは雇用体制の見本だと思うのです。何故、看護師の転職とは見本と思うかですが、看護師は国家資格者でありますが、その資格で転職が容易に出来ます。

しかも自分が望めば正社員として転職することができます。今の日本の雇用環境で正社員として転職することができる職種の一番の職種が看護師と思うのです。国家資格者というある意味手に職があるからではありますが、他の職種で正社員として簡単に転職できる職種は手に特別な技術がない限り、困難だと思うのです。

わたしはこの看護師の転職とは日本の雇用環境が目指す先だと思うのです。今の日本の雇用環境は一時期の終身雇用制度の時よりも柔軟になりましたが、雇用主が柔軟になっても働く側がその変化についていけてないので問題になっていると思うのです。

働く側が終身雇用制度に固執し、また頼り自分自身のスキルアップを怠り、手に技術を付けようとせずに雇われてしまい、その環境から投げ出されたときに、新たな仕事で雇ってもらえないスキルしかなく、正社員として雇用してもらえない状況に陥ってしまうということが多く発生しています。

これは誰が悪いというと、正社員や終身雇用制度という言葉、風習に安心して努力をしていなかったのが悪いのです。言ってしまうと社会に必要とされる人間になれていないのです。だから正社員として転職できないのです。

これが看護師のように正社員として転職できるだけの手に技術を持っていれば問題ないのです。日本は雇用環境が変わったことを労働者に理解させて、その環境で生き残れるような教育をすれば良いと思うのです。

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